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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】
[900]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:19:27 ID:???
松山「ああ、みんな。ここまでよく頑張ったぜ」
岬「うん」
翼「俺達はこれまで随分長い間遠回りをしてきたと思っている。
互いの主張をぶつけ合う事だけに気を取られ、決して一つになることなど出来ないと思い込んでいた。
だけど……俺達はようやく辿りつけたんだ。全日本ユースという一つのチームに」
森崎「翼…?」
翼「森崎。俺は君のことをずっと認めようとしなかった。
自分が一番チームを引っ張っていくことが出来るんだってずっと思っていた。
省54
[901]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:21:05 ID:???
森崎「望むところだ。いくらお前の実力がすごかろうと、仲間の力を活かし伸ばせるのは俺の方だってのを思い知らせてやるぜ」
翼「その台詞そっくりそのまま返してもいいかな?悪いけど偶然はそう何度も続かないよ?」
森崎「な、なにをー!!」
松山「おいおい。なにも優勝を決めたこんな所でキャプテン争いの話題を出さなくてもいいじゃないか」
三杉「フフッ。こればかりは僕達の手には負えない話題だね。まぁ、彼らのこの闘争心もまた、僕達の力の一つだろうね」
省69
[902]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:23:04 ID:???
中山「森崎……俺…夢がかなって嬉しいんだ。諦めかけていたことだったけど……
こうしてお前と一緒に世界の頂点に立てたこと……本当に嬉しいんだ……」
森崎「中山…?おい、お前…顔色が真っ白だぞ?」
力なく言葉を紡ぐ中山を見て、森崎はこの光景には見覚えがあった。
全国中学選手権静岡代表決勝戦。今の中山はあの試合の後のように弱々しい声を絞り出していた。
中山「俺を……俺たちをここまで導いてくれた……キャプテン。
省27
[903]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:24:32 ID:???
見上「源三!」
血相を変えて飛び出していく若林に驚きつつも、見上はすぐに医療スタッフへと連絡を飛ばした。
森崎「中山!おい!しっかりしろ中山!やめてくれよ…何かの冗談だろ!?おい!中山!!」
三杉「森崎駄目だ!乱暴にしてはいけない!離れろ!」
森崎「うっ……くうっ……!」
突然の中山の異常事態に、森崎たちは優勝の喜びなど忘れ狼狽する。
医療の心得がある三杉が慌てて森崎を引き剥がし、中山の様子を伺う。
省28
[904]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:25:55 ID:???
今まで見たこともない森崎の悲痛な叫びを聞き、石崎も引っ込まざるを得なかった。
こうして全日本ユースの表書式は異例のキャプテン不在で行われることとなった。
カシム「(森崎くん……なんだか、なんだか嫌な予感がする。…行かなきゃ!)」
そしてその様子を観客席から見守っていたカシムは拭いきれない不安感に煽られ、自然と日本の控え室へと足を向かわせるのだった。
森崎「そ、それじゃあ……命に別状はないんですね!?」
省59
[905]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:27:37 ID:???
森崎「(何だか今まで無駄に豪壮に見ていた節があったからな。
まぁ、これからは胸をはってあいつより上の立場にいられるんだ。
なんといっても大会優勝GKとして俺の名はこれから語り継がれていくんだからな――ん?)」
ぱちり……
森崎「中山!」
中山「……森崎……」
森崎「いや〜よかったよかった。一時はどうなることかと思ったぜ。
なんども無理な体制からブロックに飛んだことで体に負担がかかりすぎたんだと。
省39
[906]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:28:43 ID:???
中山「…………」
自分と同じ体格、同じ顔。唯一違うところといえば髪の一房が心を奪われるほどの黄金色に輝いているということ。
かつて自分がより大きな力を発揮するために頼っていた未知なる力。
ガトーの館にて抑制された成長の力を解放するために自分の意志で追い出した『超モリサキ』の姿であった。
ラムカーネ「くっくっく……はっはっはっはぁ!まずは優勝おめでとうと言っておこうか。
『森崎有三』の名に恥じない実にご立派な活躍だったぜ。
省55
[907]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:30:01 ID:???
森崎「願い…?」
ラムカーネ「お前はまだ知らなかったようだから特別に教えてやるよ。
あの憎き若林によって平凡な能力にされた中山は悩み苦しんだ。
森崎と一緒に世界の舞台に立ちたいという儚い夢を叶えられなくなったのだと。
だが……中山は望んだんだ。どんなことをしてでもその夢を叶える力を手に入れたいと」
ガーネフ「平凡な男には平凡な夢がお似合いだとタカをくくっていたが……なかなかどうして素晴らしい欲望の持ち主じゃった。
省50
[908]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:31:30 ID:???
ラムカーネ「さすがに思い出したか。こいつの運命を大きく歪ませた大元の原因。
『破滅のツボ』をついたのはお前だ。もう一度言う。中山を苦しみの道へ誘ったのはお前だ。
森崎有三。お前がやったんだよ。お前がな……!」
森崎「あ……うあ……あああぁぁぁああああ!!」
ガーネフ「おやおや。罪の意識に苛まれ苦しみの悲鳴を上げておるようじゃのう。
中山殿。お主の助けが必要なようじゃ。大事な『親友』を救ってやってはくれんかのう?」
省47
[909]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/05/23(月) 22:33:11 ID:???
☆どうしますか?
A中山の腕を払いのける
B中山のツボ押しを甘んじて受け入れる
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0ch BBS 2007-01-24