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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[811]◆W1prVEUMOs
:2012/10/12(金) 20:42:49 ID:???
正ヒロイン候補は五人と言ってたけど、今まで出てきた女性の誰がヒロインで誰が脇役なのか自分には分からない(笑)
[812]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/12(金) 21:08:19 ID:???
>>808
トマトのないイタリア料理やポテトのないドイツ料理は、今からだと想像できませんね。
まあ、そもそも料理と呼べるほど食材にバリエーションを持てたのはある程度以上の
富裕層だけかもしれませんが。
>>810-811
正ヒロインはソフィア、レズリー、ロリィ、それから今まさに出てきた娘と、
来月に初お目見えする娘で打ち止めですね。
原作だとこれまでに出てきたキャロル、スー、クレアさん(と、一応ノエル)なども
省4
[813]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/12(金) 21:09:50 ID:???
それと万が一全ヒロインの攻略に失敗した場合でも、ピコだけは森崎から離れません!w
***
成功→ 落ちてきたものを咄嗟に受け止める!
「くっ……、っと!」
森崎がそれを受け止めようとしたのは、頭上に差す影の主が女学生であると瞬時に認識した故である。
濃紅色のチェック柄は、学園に通う生徒のスカートの布地であった。
『何でそんなこと覚えてるのさ!』
相方が鋭く指摘するのを聞き流しながら森崎が腰を落とし、両手を差し出す。
省34
[814]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/12(金) 21:10:52 ID:???
「―――え、えぇっ!? わわ、なに、きゃぁっ!?」
「あ、こら、暴れるな!」
『いや、驚くでしょ。実際』
遠くから他人事のように言うピコに内心で舌打ちしながら、森崎が腕の中の少女を宥めようとする。
「下ろす! いま下ろすから暴れんな!」
「いや、やだ、はな、離して! なに!?」
「ええい、くそっ……うわっ!?」
「きゃあっ!?」
どすんと重い音は、森崎の腕から解放された少女が石畳の上に落下した音である。
「いったたた……」
省29
[815]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/12(金) 21:11:53 ID:???
「……お前、学園の生徒だろ」
「え、あ……ははは」
「笑ってごまかそうとするな! つーか、まさかこの壁の上から飛び降りたのか……」
言って森崎が見上げる壁は、彼自身の背丈よりも高い。
自衛意識の現れであろうか、忍び返しの類こそ設置されてはいなかったが、それでも
森崎が腕を伸ばして飛び上がったとしても届かないような位置に、その縁はあった。
「ま、まあ、その……」
と、少女が口ごもった、その時。
「―――ショースキーさん! まだそこにいますね!」
省25
[816]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/12(金) 21:12:54 ID:???
『やっさしー。別に振り払ってもいいのに』
「……まあ、大体こんなことになるとは思ってたんだよ」
くるりくるりと頭の周りを回りながら冷やかす相方にもごもごと答えながら、
森崎は手を繋いだまま前を走る少女を見やる。
短い髪が風に靡いて、毛先がふるりふるりと揺れていた。
(つーか……足、早いな)
年端もいかぬ少女である。
しかし日々教練で鍛え抜いている森崎に勝るとも劣らない足を持っているようだった。
省15
[817]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/12(金) 21:14:39 ID:???
******
といったところで、短いながら本日の更新はこれまでとさせていただきます。
一週間空いたんだから書き溜めておけ! というお声が聞こえてくるようです…。
ともあれ、お付き合いありがとうございました。
それではまた、次回更新にて。
[818]◆W1prVEUMOs
:2012/10/12(金) 21:22:19 ID:???
乙でした
> それと万が一全ヒロインの攻略に失敗した場合でも、ピコだけは森崎から離れません!w
ピコ→森崎に恋愛感情ありそうなんだよなあ。嫉妬っぽい言動もあるし
ピコルートも欲しいw
[819]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/13(土) 13:31:43 ID:???
>>818
ラスト近くで全ヒロインをフりまくれば、夢のピコEDに……!
まあ、そうでなくともかの小さな相方の出番は全編に渡りますのでw
ちなみに重い場面や桃色な場面では空気を読んで静かにしていますが、
森崎が一人になるとひょっこり出てきて茶化したり慰めたりしてくれています。
***
「するってーと、お前」
「ハンナ。ハンナ・ショースキー」
ショートカットの少女が言うのは、学園から走りに走って大通りを二つも隔てた北側の
省35
[820]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/13(土) 13:32:44 ID:???
「アッハハ、それじゃボクが変人みたいじゃない!」
「……」
『そこで黙るんだね』
ピコの茶化す通り、沈黙はある種の場合において雄弁な肯定となる。
だがハンナという少女はそれを斟酌することはないようだった。
「昔っからの癖でさ。ボク、お姉ちゃんが一人いるんだけど」
『今度は語りはじめたよ』
「そのお姉ちゃんていうのがまた、お人形さんみたいな人でね! 自分もすっごく可愛いんだけど、
省51
[821]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/10/13(土) 13:33:45 ID:???
首を振り振り森崎が言うのへ、ハンナがきょとんとした顔で訊き返す。
「元の話ってなんだっけ?」
「……俺がどうしてこんな目に遭ってるのかと、俺がどうしてこんなところにいるのかと、
ついでに俺がどうして昼日中からこんなに疲れなきゃいけないのかって話だ」
ぐったりとした顔で告げる森崎。
「……とにかくお前、ハンナは、いつものように授業をサボろうと学園の塀を乗り越えたところ、
何だか知らんがカッコいいお兄さんに抱き止められた、と」
省25
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0ch BBS 2007-01-24