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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[938]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 00:33:56 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
明日から漸く鈴仙の章に入れると思います。
人気投票結果の発表もやりたいですが、気分的に本編を進めたいので、
暫く鈴仙の章を進めてからにしようかなと思っています。
>>930
6差で負けたり7%しかないポストを引き当てたりしてるから、ここまで落ち込んでるってのもあるので、
もっと実力の高い相手に普通に負けた場合は、ここまで落ち込まないと思いますw
省6
[939]森崎名無しさん:2016/02/15(月) 00:49:23 ID:???
長野県「またウチが舞台になるのか壊れるなぁ」
[940]森崎名無しさん:2016/02/15(月) 23:15:06 ID:???
乙なのです
妖夢さん……本来は素晴らしい成長を見せつけて鈴仙さんにカッコよくライバル宣言するはずだったのに
[941]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:33:31 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>939
洩矢神社や諏訪湖が幻想郷に引っ越して来た=幻想郷は長野県という説が有力ですが、
三月精やら深秘録の描写を見ると幻想郷と同じ座標?に東京みたいな大都市が広がってるので、
実際どうなのかよくわかりません(汗)
このスレでも早苗さんが赤口中学のエースやってそうな世界なので、また長野県という事でお願いしますw
>>940
乙ありがとうございます。どうも情けない感じになっちゃいましたね…w
省5
[942]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:34:49 ID:???
第三章 プロジェクト・カウンターハクレイ 海外修行編
――鈴仙の章 その1――
――時は、妖夢と鈴仙の邂逅の二週間前にさかのぼる。
鈴仙「……うわぁ! ここがブラジルの首都・サンパウロですか!」
魅魔「何言ってんだい。ブラジルの首都はブラジリアっていう、もっと内陸の都市だよ。
とはいえ、このサンパウロの方が栄えてるってのは事実だけどね。
省37
[943]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:36:35 ID:???
ブロロロロ………。
子どもA「キャハハ! いくぜみらーじゅしゅーと!」
子どもB「ハッハー! そんなのラクショーだぜ! それっ、ぎがんとぶろっくー!」
バシッ、バシッ……。
鈴仙「危ないなぁ。あの子たち、路上でサッカーなんてしてて。大人は怒らないんですか?」
魅魔「誰が怒るか。未来のスタープレーヤーは皆、こうやって小さい頃からサッカーセンスを磨いて来たのさ。
省26
[944]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:39:05 ID:???
魅魔「……おっ、見えて来たか」
そして、その輝きが収束する地点がサンパウロにはあった。
都心であるにも関わらず、その周辺だけは広々とした芝地が広がっており、
良く見るとその芝地の全てがしっかりと整備されたサッカーフィールドであると分かる。
数多くの子どもから少年、そして大人がそこでハイレベルなサッカーを行っており、
しかも驚くべきことに、こうしたフィールドは鈴仙が見た限りでも四面程確認できた。
鈴仙「! 魅魔さん、これって……!」
省59
[945]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:42:31 ID:???
鈴仙「(ウフフ……永琳様。今度からサッカーにおいては、私の事を師匠と呼んでも良いのですよ……ウフフ……)」
魅魔「……さーて。後15分位かな」
ブロロロロ……
――それ故、鈴仙はすぐに気付けなかった。
鈴仙を乗せ運転する魅魔のオンボロレンタカーが、サントスFCの駐車場を何食わぬ顔で通り過ぎ、
そのまま整然とした都市から、裏通りにあるスラム街へと角を曲がっていった事に。
***
――そして、それから魅魔の見立て通りに約15分後。
省35
[946]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:44:23 ID:???
ヤクザそのものとしか思えないドスの効いた声で魅魔はドアの向こうの主と問答している。
これまで春だった鈴仙の脳裏に、今年一番どころか観測史上最大規模の寒波が吹き荒れた。
しかしそれも無理はない。
魅魔が発した言葉の中でサッカーらしい単語なんて、「選手」「クラブハウス」位しか無かったのだから。
ギイ……。
そして、軋むドアを開けて場末のバーから出て来た老人と魅魔のやりとりは、
既に不安で凍え切った鈴仙の脳内に追い打ちと言わんばかりに、
省42
[947]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/02/15(月) 23:47:01 ID:???
鈴仙「ひ、ひいっ……、ち、近寄って来たよっ!?」
老人は左脚を引きずりながら鈴仙ににじり寄る。
鈴仙は恐怖て後ずさるが、廃墟ビルの壁が邪魔をして逃げられない。
老人の顔が近づく。酒と煙草臭い息が鈴仙の意識を更に錯乱させる。
いよいよ最後に老人は、鈴仙の腕をがしりと握りしめた。
鈴仙「(……わ、私。騙されたんだ。【プロジェクト・カウンターハクレイ】とか言うのも全部嘘で。
私はこのまま、このおじいさんのオモチャにされちゃうんだぁぁぁ……!?)」
省56
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0ch BBS 2007-01-24