キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜
1 :
◆DWysPbgK..
:2011/09/30(金) 02:04:26 ID:Ypnuzet6
人類が地球という名の辺境の惑星より銀河系という開拓の道を歩み始めて800年余。
世界は『銀河帝国』と『自由惑星同盟』という2つの勢力によりいつとも終わりのない争いを続けていた。
そこに現れし1人の人物。彼の名はカールハインツ・フォン・シュナイダー。
金髪碧眼の若者である彼はついに子爵位の内定を手にし、爵位を持つ門閥貴族の道を歩む事になる。
彼の先にあるのは門閥貴族の筆頭として自由惑星同盟の叛徒達を滅する未来か、それとも…
今はまだ若き青年である彼の未来、それを知る者は未だいない。
銀河の歴史がまた1ページ…
過去スレ
銀河シュナイダー伝説8 〜集結篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1315228098/
銀河シュナイダー伝説7 〜琢磨篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1314288999/
銀河シュナイダー伝説6 〜切磋篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1312889688/
銀河シュナイダー伝説5 〜求道篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1300034158/
銀河シュナイダー伝説4 〜岐路篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1298468514/
銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1296506795/
銀河シュナイダー伝説2 〜青雲篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1294392924/
銀河シュナイダー伝説1 〜黎明篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1291283308/
959 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 20:26:21 ID:VUXKcnI+
F
もう一回イベント期待してみようか
960 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 21:30:45 ID:0zeiCRec
F.酒保へ向う(艦内の風紀を知ったり、誰かに会ったり、偶にイベントが起きます)
シュナイダー(さて、先ほどの張り紙の効果がどの程度上がっているか調べてみるか)
そんな事を考えて巡航艦の後方に位置する酒保へと向うカールハインツ。
〜〜〜
そこはつい最近まで乗っていた駆逐艦のものとは段違いの規模だった。
駆逐艦のものは所謂キオスク形態を取っており、2.3uの狭い中に効率的に品を配置し
品数よりも品種を多くする事を重点においていたが、この巡航艦の中のものは小さいながらも
食堂と併設された商店の形式を取っており、商品棚に乗せられた品々は生活必需品から
様々な嗜好品、それに安物だけではないアルコール類やちょっとした医療品までおかれている。
シュナイダー(流石は駆逐艦よりも25倍の人員を囲んでいるだけはある。こうも立派な施設であれば
品数を増やす陳情をかけてもいいな)
普段はセレクトショップでまとめて買い物をしているシュナイダーにしてもこの品数には
興味を覚えざるを得ず、思わず数種類のアイテムを手にとってしまう。
961 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 21:31:45 ID:0zeiCRec
???「ありがとうございました」
男社会の中に女性が入り込める余地など有るはずも無く、残念ながら店員は男であったが
それでも機嫌よく引き返そうとすると…
何かあるかな?→! card
! cardのスペースを抜きコピペってください。
ダイヤ 水雷長のフォン・ニコライ中尉が難しい顔をしていた。
ハート 珍しい…モニカ少尉がこの場に来ていた。
スペード 名のなき兵士が話しかけてきた。
クラブ …特に何も無かった。
となります。
962 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 21:32:30 ID:???
何かあるかな?→
ダイヤQ
963 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 21:33:02 ID:???
何かあるかな?→
クラブ3
964 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 22:21:24 ID:0zeiCRec
っと、すみません。追記するの忘れていました。今回は関係ありませんが、カードの種類が
なんだったとしても、カードがKの場合はそちらのイベントが割り込まれます。
何かあるかな?→ダイヤQ
ダイヤ 水雷長のフォン・ニコライ中尉が難しい顔をしていた。
さて帰ろうか。とまだ21歳の若者が酒保から去ろうとすると、そこに意外な人物がいるのを見つける。
シュナイダー(あれは…たしか水雷長のフォン・ニコライ少尉。)
将来に大望のある彼にとって、取るに足らない人物であるニコライ少尉だがその真剣な表情には
気品と知性が見受けられ、初めに配下の把握のために渡された資料に書かれていた
『たいした能力も持たない貧乏貴族』という評が偽りではないのか?と思われてしまうほどだった。
965 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 22:22:33 ID:0zeiCRec
シュナイダー「ニコライ少尉か。…どうしたんだ、こんなところで考え事か?」
故にそんな言葉をかけてしまうシュナイダー。もしかしたら彼が『名前ばかりの』とはいえ、
帝国騎士の称号を持っていることが多少は影響したのかもしれない。
ニコライ少尉「え?あ、ああ。艦長でしたか。いや、たいしたことではありませんよ」
話しかけてきた相手が上官である艦長であると気付いた彼は普段の軽薄そうにも見える優しい表情に戻る。
シュナイダー「たいしたことかどうかは私が決める。で、その表情の原因は?」
暗にそう命令を出してしまうシュナイダー。
ニコライ水雷長「…負けました。艦長、今回の叛乱…おかしいとは思いませんか?」
優しい表情の瞳の中に僅かな煌きを灯しながら理由を話す。
シュナイダー「おかしい?…とは、叛乱の中に軍人も含まれているということか?」
966 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 22:23:33 ID:0zeiCRec
ニコライ「それもありますが、そもそもが…です。もし、これが僕だったら軍人の手助けもあるのだから
叛乱ではなく亡命を選びます。トラーバッハ星域は確かにフェザーン回廊よりもイゼルローン回廊の
方がかなり近い宙域です。ですから自暴自棄になったとしても不思議ではありません。しかし、
自暴自棄であるのならば、何故軍人までその暴動に参加しているのでしょうか?」
シュナイダー「……続けてくれ」
実は、彼は『軍人としての』能力意外の場所で何かしらの能力を持っているのかもしれないと
自身の中の評価を正しながら言葉を促す。
ニコライ「ここからは仮定と憶測と推論による見解ですが…彼らが叛乱を起こした理由は2つ考えられます。
一つは叛乱軍もしくはフェザーンによる扇動。まあこの場合は叛乱軍によるものではないでしょう。
そもそも起こす為のコストに比べはるかに労力のいる作業ですから。ですので消去法的に
フェザーンによるものになりますが。」
967 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 22:24:36 ID:0zeiCRec
シュナイダー「つまり、後ろ盾としてフェザーンがあると?…それでは逆に叛乱兵たちは
フェザーンに………そうか。確かあの場所は非武装地域。軍艦はフェザーン回廊には入れない!」
ニコライ「それもありますが、恐らくその中枢にいる人物がそうならないようにコントロール
しているのでしょう。あくまで目的は騒乱による国の疲弊。だとしたらフェザーンにとって益はあります」
シュナイダー「つまり、この叛乱には首謀者がいる。という事か?」
ニコライ「はい。確証はありませんが、今回の特異性から見てまず間違いなく」
シュナイダー「………」
ニコライ「そしてもう一つの理由…艦長はトラーバッハ星域と聞いて何を思い出しますか?」
シュナイダー「そうだな。士官学校の歴史のページにある『流血帝アウグスト2世』と
『止血帝エーリッヒ2世』の最後の戦いの地…というところだろう。だが、それはもう
200以上の昔の出来事だぞ」
ニコライ「まだ、200年です。人類の有史から考えればごく最近の出来事ですよ。」
968 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 22:25:47 ID:0zeiCRec
シュナイダー「では改めて聴こう。そのごく最近の出来事と今回の出来事との関連性は?」
ニコライ「……わかりません。ですが、何故、彼の地で叛乱がおきたのか?それを考えると
それが必然だったからでしょう。どこでも良いのであればトラーバッハ星域である必要などは
全く無いのですから」
それは理詰めを何度も繰り返すことでようやく解法を見ることが出来る連立方程式のようにも思えた。
シュナイダー「………つまり、先の2つの理由。首謀者の存在とこの地の曰くが今回の大元だと?」
ニコライ「単純な叛乱であればそれが一番です。恐らく流れる血の量もそれほど多く必要とは
しないでしょう。しかし、もし…僕の考える事が正解であれば…目的が帝国を疲弊させる事であれば…
今回の戦いは凄惨なものとなるでしょう。」
969 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 22:26:47 ID:0zeiCRec
シュナイダー「それを止める方法は?」
ニコライ「少数精鋭で首謀者を秘密裏に捕らえる。頭の無くなった暴徒であれば、そのエネルギーさえ
発散してやれば皆正気に戻るでしょう。それが出来ればこちらも帝国国民も最も少ない被害で
この事態を収める事が出来ます」
シュナイダー「………」
ニコライ「先ほども言いましたがこれは仮定に憶測と推論を混ぜ合わせて作り出された答えです。
何かが一つ違えば全ての条件は崩れ落ちてしまいます。…ですが…」
シュナイダー「わかっている。フェザーンでは無いにしろ、どこからか派遣された首謀者がいて、
その首謀者の神算と鬼謀とをもってして、この土地の曰く…恐らく流血帝に関する情報なりなんなりを
利用した扇動を行っていたとしたら…それはこの反乱鎮圧作戦自体が彼らの罠だということだ」
ニコライ「…はい。」
970 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 22:27:47 ID:0zeiCRec
シュナイダー(……ちぃ!何でこんな時私は一介の少佐でしかないのだ!……せめてアーデルンカッツ
提督に報告しておくべきか?)
どうしますか?
A.アーデルンカッツ提督にモニター越しで報告する。
B.アーデルンカッツ提督の艦に直接出向き報告する。(必要コネ100)
C.作戦前の大事な時期にこんな不完全な推論を報告するわけには行かない。
D.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
971 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 22:28:45 ID:jE17ewBA
B
972 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 22:30:04 ID:xrrfq6Fs
B聡明な上官らしいので。
973 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 22:31:58 ID:???
海賊退治=国家内の不穏分子(少なくともこの世界観で私掠船はありえない)との戦いで
名を上げた人だし、この辺の機微は誰よりもわかってる…はず。
974 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 23:31:38 ID:0zeiCRec
>>972
はい。彼自身はかなり聡明ですよ。
>>973
そうですね、(実はちょっとした穴がありますが)理論としては間違っていない話なので
彼の心境としてはアリでしょう。
B.アーデルンカッツ提督の艦に直接出向き報告する。(必要コネ100)
シュナイダー「ええい。聞いてしまったからには仕方が無い。少尉、お前も来い!」
僅かな逡巡の後、意を決したように発するシュナイダー。
ニコライ「え!?」
当然のように驚くライマル・フォン・ニコライ中尉の声を背中に…
シュナイダー「アーデルンカッツ提督にこのことを進言する。この考えは正直な話、
私では考え付かない理屈だ。だが、それが正しいと判断した。」
そう宣言すると、巡航艦に配置されたワルキューレを一機借り、彼を背中にアーデルンカッツ提督の
旗艦へと移動する。
〜〜〜
975 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 23:32:39 ID:0zeiCRec
〜〜〜
シュナイダー「私は、艦隊所属のフォン・ラインハルト少佐だ。至急提督に取り次いで欲しい!」
寵姫の兄という地位が幸いし、アポイントを取っていない状態でも旗艦への入艦を許される
シュナイダーとニコライ少尉。
それから数十分後…
アーデルンカッツ「どうしたのだ?そのように慌てて?」
彼にとってはシュナイダーは貴族の一仕官である。一年前に話したときの言葉はあっさりと覆され
今は少佐になっている彼に対し、別段好意を持つ理由など無く、ごく普通に接してくる。
シュナイダー「ハ!非才の身ではありますが、提督に具申したい旨あり、こうして非礼な
振る舞いとなってしまいました。」
976 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 23:33:40 ID:0zeiCRec
アーデルンカッツ「そうか。…念のため聞くが、それは今でなければならないことなだろうな?」
もし、それが貴族特有の駄々であれば、警告ではすまないと暗に示しながら尋ね、
シュナイダー「はい。事はこの艦隊に……いえ、銀河帝国全てに関わる事であります!」
と、やや誇張しているがだからといって嘘でもないと判断した金髪の青年は返事をする。
アーデルンカッツ「では、…そうだな。聴こうか……」
そうして、シュナイダーはニコライ少尉の言葉を借りつつ説明していくのだった。
〜〜〜
そしてその1時間後。緊急の幕僚会議が始まる。
アーデルンカッツ「……というのが、シュナイダー少佐とニコライ少尉の言である。何か質問は?」
特例として席を用意されたシュナイダーとニコライ水雷長の周りには閣下と呼ばれる分艦隊長に
参謀長、副司令官、地上戦用に召集された装甲擲弾兵の少将などまさにこの艦隊の心臓部の
将官が揃っていた。
977 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 23:34:41 ID:0zeiCRec
ロペス第ニ分艦隊長「…それってつまり、現状における情報のみで考えられた空論なんでしょう?」
やや軽薄そうに見える青年士官がまずは第一声を上げる。
ロシュフォール副官「だが、言われてみればそのとおりだ。第一、この案自体は確か
以前にも出てきたものだろう?」
アーデルンカッツ提督の副官が毅然と分艦隊長の言葉に意見する。
ロペス「おっと、勘違いしないでくれ。何も反対をしているわけではないんだ。だけど繋っているのは
この艦隊全ての命だ。憶測と推論は出来るだけ排除するというのは基本中の基本だろ?」
アルメイダ参謀長「そうだな。私はロペス少将の言葉も一理あると思う」
ディアス第一分艦隊長「ケッ!!命を賭けるのはいつもの事だろうが。それに観察という意味から
導き出された答えとしては充分合格点を与えられる答えだ。俺は乗ったぜ」
黒髪のやや目つきの鋭い少将が同じく賛成派のロシュフォール側につく。
978 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 23:37:13 ID:0zeiCRec
シナート第三分艦隊長「そうですね。人の死を少しでも少なく出来るというのなら乗れない策では
ありません」
と、やや恰幅の良い准将も同じく今回の案に賛同する。
アルメイダ「だが、この作戦を実行するにしろ少数による首謀者の捕縛なんて。
こんなことを出来る人材は……」
やや慎重派の彼の言葉に……
ドゥーコフ装甲擲弾長「私は構わない。元々地上戦では私が陣頭指揮を執るのだから」
とフェザーンの血が混じっている色白な少将から返事が飛ぶ。
アーデルンカッツ「……では、二段構えの作戦だ。まずは、シュナイダー少佐の案を……」
とりあえずの意見が出たところで決定権をもつ提督が両方の折衷案を提案しようとするが、
ディアス第一分艦隊長「ちょっと待った!!シュナイダー少佐とかいったか…この作戦を立案したのは
お前さんとそこの少尉さんだ。つまり、この作戦に対する責任がある。わかるな?」
979 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 23:38:42 ID:0zeiCRec
シュナイダー「………」
ディアス第一分艦隊長「故にお前さんはこの作戦を見届ける責任があるわけだ。もちろん
この作戦が実行される事になれば潜入部隊の役割を果たすんだよな?」
つまり、シュナイダーに少数精鋭による部隊に編入するんだろう?という確認を取ってくる。
ディアス第一分艦隊長「でなきゃ俺は降りるぜ。当たり前だろう?自分は安全なところで
ああだこうだと口ばかりのやつに従う気はない。たとえそれが、貴族の坊ちゃんでもだ」
ロシュフォール副官「少将はいつもいいすぎですよ。第一、貴方はどちらの味方なんですか!?」
ディアス第一分艦隊長「どちらの!?そんなの決まっている。俺は俺の味方だ。世界はヤーとナインの
二つしかないというわけじゃないんだぜ?
…で、どうするよ?その自信満々の態度…勝算は当然あるんだろう?」
980 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/19(水) 23:39:42 ID:0zeiCRec
シュナイダー(………)
どうしますか?
A.もちろんそのつもりだ。少数潜入部隊に志願する。
B.…いや。あくまで具申をしにきただけ。と答える。
C.その他
先にID表示で2票入ったものを選択します。
981 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 23:40:01 ID:PfokBnVY
A
982 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 23:40:07 ID:d2KK5oHI
A
983 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 23:40:14 ID:orRxTM4k
A
984 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 23:40:20 ID:0lKYkOsg
A
リスクは大きいがここはそれに見合うリターンとコネが手に入る
985 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 23:40:50 ID:VUXKcnI+
A
スパイみたいな仕事の部分もあるし、情報収集と裏工作で貢献できればいいんだが・・普通にバトルだけかな。
986 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 23:45:45 ID:???
しかしこれ、予想が正しいとしたら【あいつ】と【彼】がいるんかねえ。
「その首謀者の神算と鬼謀とをもってして」とかいってるし。
987 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 23:49:03 ID:???
鎮圧されることが分かりきってる現場に黒幕がいるわけ無いって
988 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 23:51:37 ID:???
まあねー。でも個人的には「脱出するシャトルからチラっとみえる」展開を希望。
989 :
森崎名無しさん
:2011/10/19(水) 23:57:01 ID:???
いたとしてもかつての友の方だけだろうねえ。
もしかしたら別口の大きな敵が出てくるのかも知れないけど。
990 :
森崎名無しさん
:2011/10/20(木) 00:04:47 ID:???
そういえばまだ影も形も出てないけど出世していったら黒狐やらド・ヴィリエにも用心しなきゃね。
991 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/20(木) 00:13:54 ID:sQ71hAds
>>986
どうでしょうねー?正直、このシナリオは表面上ぶったたく事になるだけの
伏線としての戦いにするつもりだったので、誰が出るかは未定…かもしれません。
>>987
いきなりちょっとした穴を見つけましたね。そう、ニコライ少尉は『首謀者は個人ではなく団体である』
と考えています。つまり、黒幕としては『フェザーン』であり、捉えるべきは操り人形である『実行者』
であるという考えです。わかりやすくいえば、ラインハルトの仕掛けた同盟軍内乱におけるリンチを
捉えようという考えです。(当然ですが目的は生き残ることではなく「凄惨な戦いに発展させ疲弊させる事」
にあるので実行犯は必ずそこにいるはずだと考えています。もし、いなければ指揮系統が乱れ、単なる
いつもの内乱で終わると、ニコライ自身が予言しています)
>>988
>>989
まあ、どうなることやら…ですよ。
>>990
黒狐の方は既にミュラーとなら接触済みなんですけどねぇ。(
>>214-216
)
まあ、シュナイダーさんとはしばらく会うことはないとおもいます。
992 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/20(木) 00:14:58 ID:sQ71hAds
A.もちろんそのつもりだ。少数潜入部隊に志願する。
シュナイダー「当然そのつもりです。でなければ具申に来ません」
キッパリと答えるシュナイダー。そこには貴族の誇りこそあれ、傲慢さは一欠けらも無かった。
ディアス第一分艦隊長「よく言った!提督、邪魔したな。その二段構えの案乗ったぜ!」
まだ話の全貌も聞いていないうちにそう答えるのは観察力に関してはずば抜けたものを持つ少将。
アーデルンカッツ「では、改めて作戦を伝える。本艦隊は既に敵に知られているだろう。
それを逆手にとってワープ機能のついたステルス高速揚陸艦で一気に惑星内に突入する。
リミットはそこから6時間。艦の行動が遅ければ敵にその意図がばれてしまう可能性が高い。
今回の任務はスピードこそが最大の勝負だ。敵に知られる前に頭を潰す。……そして、
その作戦が失敗した場合は、当初の予定通り、艦隊による鎮圧をはかる。よいな?」
一同「ハッ!!!」
こうして、数奇な運命によってシュナイダーもまた潜入部隊に組み込まれるのだった。
こうして銀河の歴史がまた1ページ……
銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜 了
〜〜〜
993 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/20(木) 00:16:05 ID:sQ71hAds
といったところで一旦ここまで! 次のレスからは新スレのスレタイを募集します。
銀河シュナイダー伝説10 〜○○篇〜
○○のなかに漢字二文字をいれてください。 レスが余ったら、明日、銀河モリサキ外伝を書いて
次スレに移動します。よろしくおねがいします。
994 :
森崎名無しさん
:2011/10/20(木) 00:19:53 ID:???
銀河シュナイダー伝説10 〜飛躍篇〜
995 :
森崎名無しさん
:2011/10/20(木) 00:44:18 ID:???
銀河シュナイダー伝説10 〜暗雲篇〜
銀河シュナイダー伝説10 〜霧中篇〜
銀河シュナイダー伝説10 〜跳梁篇〜
996 :
森崎名無しさん
:2011/10/20(木) 12:35:39 ID:???
銀河シュナイダー伝説10 〜群雄篇〜
銀河シュナイダー伝説10 〜胎動篇〜
銀河シュナイダー伝説10 〜道標篇〜
銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
997 :
森崎名無しさん
:2011/10/20(木) 15:23:44 ID:???
銀河シュナイダー伝説10 〜暗躍篇〜
銀河シュナイダー伝説10 〜寄道篇〜
ディアスか、こいつのコインが面倒だったなあ
998 :
外伝〜銀河森崎伝説〜
:2011/10/20(木) 21:47:56 ID:sQ71hAds
>>997
中の人は小学校のキャンプの時にこういった類のゲームをアホかというほど教え込まれたので
あっさりでした。確か(1人が取れる最大枚数+1)×N数倍+1になるようにすればよいのですね。
外伝 〜〜銀河モリサキ伝説〜〜
モリサキ「あ〜、ついてねぇ!」
そう叫ぶのは同盟軍士官学校を卒業し、エル・ファシル奪還作戦を終えた男であった。
???「全くじゃ!何で叛徒どもと同じ穴でくらさにゃならんのじゃ!!」
そう答えるのは、銀河帝国の装甲服に身を包んでいる男……ヘルマン・カルツであった。
ここは惑星カプチェランカ。公転周期668日という長い日数を要し、さらにその600日は
極寒の真冬という人が生きるには厳しい環境の惑星であった。
マツヤマ「仕方が無いさ。電磁パルスの影響が強すぎで戦車内の全ての通信機器が通じない今、
生きている人間で助け合わなきゃ共倒れだ。せめてどちらかの救出班が見つけてくれるまでは休戦だろう」
ミレウス「そうそう。このビバークの場所だって、みんなで力をあわせて作ったんだ。食料だって
戦車内のレーションを集めれば1ヶ月位は持つよ。…ま、その前に僕らが凍え死んじゃうかもだけど」
現在彼らのいる場所は帝国の前線基地の一つE4(エーフィア)からおよそ73キロの位置にあり
通常の惑星での距離感で考えれば目と鼻の先であった。しかし、ここは自身の進む道すら自身で
開拓しなくてはいけないカプチェランカ。雪とブリザードから人間のちっぽけさを嫌というほど
知らされており、結果的に僅か4名の生き残りは立ち往生する事になってしまったのだ。
999 :
外伝〜銀河森崎伝説〜
:2011/10/20(木) 21:48:58 ID:sQ71hAds
カルツ「じゃがな、こやつはついさっきだけじゃのうて、半年前のエル・ファシルで煮え湯を飲まされ
たんじゃぞ?」
そういいながら、同盟のレーションを口にするオヤジ顔の青年士官。
マツヤマ「そうなのか?……それは珍しい運命だな」
モリサキ「何が運命なもんだ。お互いの接触する前線なんてイゼルローンかここだけだろうが。」
帝国の保存食は味気ねえと文句をたらしながらそれでも口を動かすのをやめないモリサキ。
ミレウス「まあまあいいじゃない。今は生き残る事だけ祈ろう。一昨日の情報では一週間もすれば
このブリザードは止むはずなんだ。そうなれば大気の状況もまともになるだろうし、電磁パルスの
罠だって解除できる」
モリサキ「っへ!罠を仕掛けておいて、自分で足元を掬われちゃ世話無いぜ。これだから中世封建時代の
人間はよ!」
こんな時でももちろん挑発する心は忘れず、そんな軽口を叩く。
カルツ「ぐぐぐ!もう許さん!表へ出ろ!決闘じゃ!!」
モリサキ「泣いて許しを請うても後の祭りだからな!」
ミレウス「ちょ、ちょっと!そこの人もそんな暢気な顔で見てないで2人をとめてよ!」
そういいながらマツヤマの姿を見るミレウス。
マツヤマ「大丈夫だ。敵じゃないのならモリサキは無茶はしないよ。あの時もそうだった」
1人心地でそんな事を予見するマツヤマの言葉はそのとおりであり……
モリサキ「さみぃーーー!!」
カルツ「こんなところで決闘なんぞできるか!!」
半分雪だるまのようになったモリサキとカルツがビバーク先のカマクラに戻ってきたのは僅か
数分後だったという。
1000 :
外伝〜銀河森崎伝説〜
:2011/10/20(木) 21:50:18 ID:sQ71hAds
………一週間後………
モリサキ「……ブリザード……去っていったな」
つい数週間前まで敵同士だった数人には奇妙な連帯感が生まれていた。
カルツ「…ああ。電磁パルス発生器も今ミレウスが解除したっちゅう話じゃ」
はじめに乗ってきた戦車も既に雪の中。今から掘り起こす事などできるはずもなく、ごく僅かな期間しか
ない春に回収するか爆破するしか方法は残っていないだろう。
マツヤマ「……よし、通信機器は生きている。モリサキ、これで生きて帰れるぞ!」
無精ひげもかなり生えてきた男達は、それでも生きている喜びに満ち溢れており、戦車の中から取ってきた
携帯式の電源に接続されている機器が働く事に歓喜の色を見せる。
モリサキ「…カルツ。出来る事ならお前とは戦いたくない。…こう思うのはおれだけか?」
カルツ「まあ、おんしがこっちに亡命してくればええ話じゃがな。見世物覚悟で来るかいな?
昇進は保障済みじゃ」
笑い事の如く誘いをかけるヘルマン・カルツ。
モリサキ「見世物は遠慮しとく。それに帝国のレーションは不味いからな。」
カルツ「そうか。確かに叛乱……いや、同盟の野戦食は美味かった。ワシもこっちに
見守っていたいやつがいなき
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0ch BBS 2007-01-24