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【運命の扉】ファイアーモリブレム34【開かれるとき】


[279]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 12:22:20 ID:???
セシル「ちょ、ちょっと待ってくださいよジェイガン様!まだライアンが呼ばれて…」

ジェイガン「…最終試験での棄権による減点が主な原因だ。
      アリティア騎士の最大の教訓である『生存』を守れぬものに正騎士になる資格はない」

ルーク「なっ…なんでだよ!俺だってリタイアしたんだぜ!なんでライアンだけ失格に…」

ライアン「いいんですルークさん。……せっかくルークさんは合格できたんですから」
省57

[280]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 12:23:49 ID:???
カタリナ「私のようなものが差し出がましいことはわかっています。
     でも……お願いします!どうか、どうかライアンにもう一度チャンスを与えて下さい!」

クリス「カタリナ…!?」

ジェイガン「なにィ…?」

カタリナ「お願いします!吊り合わないと思いますが私の正騎士の資格を賭けてでもかまいません!
     ライアンは同じ第七小隊の仲間なんです!お願いします!もう一度、もう一度チャンスを下さい!」
省41

[281]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 12:25:13 ID:???
セシル「私からもどうかお願いします!約束したんです!全員で正騎士に、そして近衛騎士になると!」

ルーク「ぐっ……女の子にこれ以上無様な真似をさせられるかよ!たのむジェイガン様!いや、ジェイガン大明神!」

ロディ「第七小隊は常に共にあった。一人でも欠けることすら許されることではない」

セシル、ルーク、ロディも次々と頭を下げていく。その騒然たる光景に講師たちは言葉を失い立ちすくんでいた。

森崎「(ちっ……あいつら……なんてことをしやがるんだ……)」
省54

[282]森崎名無しさん:2011/09/15(木) 12:35:50 ID:24zViSsc
B

結果は結果として皆を諭す。
その上でライアンに修行を施す。
できなければアベルにお願いするなり対応する。

[283]森崎名無しさん:2011/09/15(木) 12:40:17 ID:/EygSIYQ


[284]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 13:51:01 ID:???
>B「そんな都合のいいことを夢見てるんじゃない!」往生際の悪いクリスたちを止める

森崎「(仲間と一緒に正騎士に。そのためだったら自分の立場すら厭わない、か)」

美談である。しかし、甘い幻想でもある。特にキャプテンという立場に固執し
多くの手段を取り犠牲を強いてきた森崎にとってはクリスたちの行動は滑稽極まりないものに見えていた。

森崎「やめないかお前たち!」

クリス「森崎さん…!」
省42

[285]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 13:52:35 ID:???
ジェイガン「これまでの試験結果を考慮した故の結果だ。確かに光るものはあるものの、
      まだ正騎士に昇格させるほどの実力を兼ね備えてはいないと判断した。
      ……残念だが、近衛騎士団の話も無かったことにさせてもらうぞ」

カタリナ「そ、そんなァ……」

クリス「(森崎さんは私たちの味方だって信じてたのに……あんまりだよ、こんなの……!!)」

第七小隊の悲しみを帯びた視線が突き刺さるのを森崎は感じていた。だが、森崎は厳しい表情を崩さなかった。
省55

[286]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 13:55:06 ID:???
ここで少し時間は遡る。アカネイアと日本の交流を繋ぐものとして
サッカー協会の研修生として派遣されたモロドフは協会員の片桐宗正とレストランにて待ち合わせをしていた。

片桐「おまたせ致しました。モロドフ氏」

モロドフ「いえ、私もいま来たところですじゃ。もっともこのような台詞は逢引の時に相応しいものと思いますがの」

片桐「ふふ…冗談がお好きなお方ですね。それより、電話でも話したとおり
   今日は有意義な企画が纏まりそうなので、その確認をお願いしたいのですが」 省39

[287]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 13:56:27 ID:???
モロドフ「……なるほど。話はわかりました。確かにこちらとしても非常に興味深く有益なお話ですね」

片桐「先日のユース大会での優勝もあり、日本のサッカーに対する興味は確実に大きくなりつつあります。
   他国の一流リーグに見劣りしない試合を行える地盤を、開催前に彼らに身につけてもらいたいのです」

モロドフ「うむ。まだサッカーの歴史も浅く未熟なものが多い我が国も同じことが言えるでしょうな」

片桐「それでは…!」
省35

[288]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/09/15(木) 13:58:21 ID:???
〜南武フースバル練習場〜

新田「早田さん、聞きましたか?片桐さんからの例の話」

早田「ああ。まさかこんな形でアイツらと再戦できるとは思って見なかったな」

石崎「アカネイアのカワイコちゃんたちにまた会えるんだなあ。デヘヘ…」

???「ほーう。その大陸の女の子はそんなに可愛いのか」

石崎「あ、キャプテン!そりゃあもうよりどりみどりで右も左も困っちゃうっすよ。
   守備の機会がこれほど待ち遠しい相手はいないというかなんというか」
省27


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